ホワイトペーパー
PCIe Gen5の検証課題を克服する
本稿では、PCIe Gen5の機能と検証面での課題を解説します。また、強力な検証IPソリューションを使用してこれらの課題に対処する方法について、アンリツと共同で取り組んだ事例についてもご紹介いたします。
PCIe Gen5の新機能の検証における課題
プロトコルの検証にはアサーションを使用しました。QVIPで検証したところ、PCIe Gen5には複雑なアサーションエラーが18箇所発見されました。アサーションを使用すると、コードのエラー箇所が示されるため、デバッグがしやすく、アンリツはエラーを問題なく修正できました。下の図は、LSSMのRecovery以外のステートで、プリコーディングオンビットが1bを検出したというアサーションエラーの内容です。
PCIe Gen5機能には複数の利点がある一方で、検証エンジニアにとっては新たな課題が増えることになりました。
本稿では、PCIe Gen5の機能と検証面での課題を解説します。また、強力な検証IPソリューションを使用してこれらの課題に対処する方法について、アンリツと共同で取り組んだ事例についてもご紹介いたします。