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ホワイトペーパー

OMNIVISION、PowerProを使ってRTL (レジスター・トランスファー・レベル) に自動低消費電力最適化を適応

読了時間の目安: 11 分
OMNIVISIONは、イメージ・センサーやLCOS (Liquid Crystal on Silicon: 反射型液晶素子) プロジェクター、ASIC (Application-Specific Integrated Circuits: 特定用途向け回路) を開発しています。このホワイトペーパーは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのPowerPro™と、PowerProのオブザーバビリティベース・シーケンシャル (OBS: Observability-Based Sequential) 最適化機能を活用するOMNIVISIONの事例について解説したものです。OMNIVISIONは、PowerProを使用して同社の1つの半導体製品の設計を最適化し、チップのアーキテクチャを変えずにチップの消費電力を259mWから239mWへ削減しました。

PowerProを使ってチップの消費電力を削減させたOMNIVISION

2020年5月、OMNIVISIONは、競合製品より低消費電力の製品を開発することに全力を注いでいました。しかし、プロジェクトでそれを達成するにはチップデザインの元のアーキテクチャを保ったまま、チップの総消費電力を2日以内に3%削減しなければなりませんでした。この難題に取り組んだOMNIVISIONはPowerProをわずか28分実行しただけで、チップの消費電力を259mWから239mWに削減することに成功しました。

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