ホワイトペーパー

効果的なE-CAD/M-CAD協調設計で「初回成功」を実現する方法

E-CAD/M-CAD協調設計で、初回成功を実現

初回成功を実現することで、コストのかかる設計反復作業を最小限に抑制もしくは排除して、製品開発コストを低減し、製品の発売目標を達成します。このホワイトペーパーでは、効率的なE-CAD/M-CAD協調設計プロセスによって、設計チームが新製品開発中に直面する、コストのかかる電気・機械の問題を解消し、初回成功率を上げる方法を紹介しています。

E-CAD/M-CAD協調設計がどのように設計の市場投入期間を短縮し、初回成功率を上げるのか

今日の設計のトレンドである「小型化、高密度化、高速化」のアプローチによって、初回製造前に電気と機械の互換性を確認する重要性が高まってきました。 製品を迅速に発売する必要がある今日の企業にとって、E-CADとM-CADの互換性の検証を製造段階まで行わないことなど論外です。プリント回路基板および関連するすべての電気部品と、筐体および関連するすべての機械ハードウェアの互換性は、Correct-by-Construction (構築しながら修正する) 手法を使用して設計に組み込む必要があります。

製品を迅速に発売する必要性と、複雑化が進む電気・機械の影響を考えると、企業は初回成功を実現するために、製品開発プロセスをどのように調整すればよいでしょうか。その1つの方法が、設計プロセス全体を通して、E-CAD設計データとM-CAD設計データの増分のみを交換するシステムを使用するという方法です。

こうした企業は、PCBが筐体内および/または全体システムに配置されたときに物理的な違反が発生しないようにするために、電気情報と機械情報の同期が不可欠であることを認識しています。さらに、E-CAD/M-CADの互換性により次のことが可能になることを理解しています。

• 市場投入期間の短縮

• より堅牢な設計の作成

• 生産性の向上

不十分なE-CAD/M-CAD協調が製品開発に及ぼす影響

E-CAD/M-CAD協調が不十分だと、次のような問題が生じ、コンセプトから製造まで、製品開発のすべての段階に影響が及ぶことが明らかになっています。

  • E-CADデータとM-CADデータの同期を維持するための、継続的で一貫性のあるコミュニケーションが欠如
  • コストや時間のかかる設計反復作業を回避するための「what if」評価ができない
  • E-CAD領域とM-CAD領域の間で変更提案を検討するプロセスがない
  • 設計意図を初期の段階に頻繁に検証するための手法が欠如

「小型化、高密度化、高速化」する今日の製品を成功させるには、領域間 (特にE-CAD/M-CAD間) の協調を促進するプロセスが不可欠です。

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