How-To ガイド: 設計エンジニアリング・コラボレーションの向上
製品開発プロセスを変革するために、エンジニアリングコラボレーションをいかに改善すべきでしょうか。
Lifecycle Insightsによる電子ブック「複数のエンジニアリング領域間で設計をどのように調整するか?」では、次のことを解説します。
- 機械エンジニアリング間でコラボレーションを強化して設計を効率化
- その他の設計領域とのコラボレーションを強化してすべての要件に対処
- 最新のデータに基づいてサプライヤーや顧客とリアルタイムに連携
- プロセスのあらゆる段階で、領域を超えた正確な設計情報源を安全に活用
デジタル・ツインを使ったエンジニアリング・コラボレーション
包括的なデジタル・ツインは、製品を正確に再現したデジタル表現です。設計から製造、保守・サービスに至る製品開発のあらゆる領域間をつなぐ共通のデジタル・スレッドとしての役割を果たします。
デジタル・ツインのリアルタイムの情報に基づいて、あらゆる領域のエンジニアや、サプライヤー、顧客が連携すれば、コラボレーションは容易になります。
デジタル・ツインを採用した組織は、より良い製品デザインをより迅速に市場投入できるなど、その効果を即座に実感します。
ECADとMCADエンジニアリング間のコラボレーション
製品設計チームは、幅広いMCAD (機械コンピューター支援設計) およびECAD (電子コンピューター支援設計) ソフトウェアツールを使ってプロジェクトを完了させます。
これらのファイルを電子メールや共有ドライブを使って伝達していると、情報の損失や陳腐化につながったり、ファイルを他のソフトウェアで開けなかったりすることがあります。
最新の製品ライフサイクル管理 (PLM) ソリューションは、さまざまなCADパッケージの設計ファイルに対応しています。エンジニアはデザインを可視化でき、誰もが同じ最新のデータを使って作業を進めることができます。
顧客、サプライヤー、パートナーとの連携
製品開発に関わっているのはエンジニアだけではありません。顧客やサプライヤー、またエンジニアリング以外のマーケティングや営業部門も関わっています。
全員が同じ最新の情報に基づいて連携すれば、プロセス全体がより強力に支えられます。
要件や設計データ、プロジェクトスケジュールの管理に電子メールを使っていると、すぐに手に負えなくなります。
最新のPLMプラットフォームを使えば、こうした問題にも対処できます。組織内外の関係者が情報にアクセスできるようになり、全員で同じ認識を共有できるからです。
SaaS PLMソリューションでアクセスしやすくなったエンジニアリング・コラボレーション
クラウドベースのSaaS (Software-as-a-Service) PLMは、カスタマイズ可能なソリューションを大企業だけでなく中小企業にも提供し、次のようなメリットをもたらします。
- 効率性: 個別ニーズに合わせたカスタマイズソリューション
- 生産性: ワークフローに関する深い理解
- 高速実装: ブラウザを介した即時アクセス
- 総所有コストを分散: サブスクリプションなら、高額な先行技術投資は不要
- 幅広いコラボレーション: 社内外の関係者によるインプットが可能
- セキュリティ: 知的財産の安全性を維持
SaaS PLMソリューションを導入すれば、製品開発に関わるすべての人が、それぞれ必要なデータに素早く簡単にアクセスできます。ITサポートもほとんど必要ありません。
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