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ユーザー事例

Solid Edgeのシンクロナス・テクノロジーと優れた操作性を活かして、お客様の生産性の向上と販売力の強化を実現

キャドマック社では、Solid Edgeを使用してお客様の設計生産性を15%向上させ、カスタム・ソリューションを提供

Leveraging synchronous technology and superior operability to increase productivity and improve sales

CADMAC

株式会社キャドマックは日本の東京と大阪を拠点とし、主に自動車および産業機械メーカー向けのシートメタル用ソフトウェア開発および技術サポートの提供を行っています。

http://www.cadmac.net/english/
本社:
Tokyo, Japan
製品:
Solid Edge
業種:
自動車 / 輸送機器, 産業機械

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「当社のソフトウェアは、世界の製造業界の変化に合わせて進化してきました。キャドマックはお客様と共に製品を開発します。お客様にご満足いただける製品をタイムリーに提供できるよう、日々努力を重ねています」
Noboru Takagaito , 代表取締役社長
株式会社キャドマック

1993年に設立された株式会社キャドマック (以降は「キャドマック」と表記) は、自動車業界や産業機械業界を対象にコンピューター支援設計 (CAD) およびコンピューター支援製造 (CAM) のソリューションを提供しています。キャドマック社は、日本やタイを拠点とする2,500社以上のお客様に、ソフトウェア開発やメンテナンスを提供しています。同社は、Siemens Xceleratorポートフォリオを構成する製品であるSolid Edge®ソフトウェアに特化しています。Siemens Xceleratorは、ソフトウェア、ハードウェア、およびサービスの包括的な統合ポートフォリオです。

キャドマック社は、Solid Edgeに特化したシーメンス・エキスパート・パートナーとして、お客様の2Dから3D CADツールへの移行を重点的にサポートしています。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアは、本ソリューションにおいて高度な専門知識と能力を実証するパートナーと認識しています。キャドマック社のようなシーメンス・エキスパート・パートナーは、その優れた業績や技術的洞察力が、お客様とシーメンスによって評価されています。シーメンス・エキスパート・パートナーのステータスを達成することで、信用性や信頼度を高め、お客様に共有していくことができます。

同社がSolid Edgeに特化することにしたのは、シンクロナス・テクノロジーにより、他のCADソフトウェアよりも効率的に設計を編集することができるためです。

キャドマック社の専務取締役を務める早川 稔氏は、「Solid Edgeは、操作性とシンクロナス・テクノロジー機能において、競合他社との差別化を図っています」と述べています。

キャドマック社は、これまで2D CADツールを利用していたお客様や、3D CADソリューションを効果的に活用できていないお客様に対して、Solid Edgeの直感的で強力なツールセットを推奨しています。

「Solid Edgeには、優れた機能が多く搭載されています。特にシートメタルのユーザーにとって有用です」このように早川氏は述べています。「3D CADの導入を検討しているユーザーにはとても良い製品です」

キャドマック社は、シーメンスとのテクニカル・イネーブルメント・セッションに毎月参加し、Solid Edgeの機能において常に最新の情報を得るように努めています。こうした知識をお客様に共有することで、お客様もまた、キャドマック社によるSolid Edgeの導入の専用サポートのメリットを受けることができます。

カスタムのソフトウェア開発による生産性の向上

キャドマック社は、シートメタルの加工における評価を高めるために、Solid Edgeの専門知識や業界知識を活用して、Solid Edgeアドオン・ソフトウェアのカスタム製品であるMacSheetSEG5を作成しました。このソフトウェアは、3Dシートメタル設計および展開図作成用のシステムです。3Dモデルの作成、編集、開発を簡単に行うことができます。また、展開図の自動作成も可能なため、開発期間を短縮することができます。

キャドマック社のお客様の1社として、トラックの車体メーカーがあります。トラックの車体メーカーは、高度にカスタマイズされた製品を必要としており、小ロットの注文で少量生産が必要なため、スケーラビリティに課題を抱えていました。シートメタルの加工はトラックの車体製造の大部分を占めるため、同社はキャドマック社の3Dシートメタル設計と製造の専門性を頼りに、こうした生産性に関する重要な問題を解決することにしました。

お客様と話し合い、開発や製造プロセスを分析した結果、Solid Edgeとキャドマック社のMacSheetSEG5ソフトウェアを組み合わせることを推奨しました。Solid Edgeの直感的な機能により、2Dシステムから3Dシステムへの移行はスムーズに実現でき、MacSheetSEG5ソフトウェアのアドオンにより、新しいシートメタルパーツの設計効率を向上させることができました。このソフトウェアを組み合わせることで、設計の生産性が15%向上しました。また、Solid Edgeを使用して3Dデータをキャプチャし、セールス・プレゼンテーションに再利用することができました。これにより、販売効率が20%向上しました。

販売の拡大

食品加工機械メーカーは、非効率な開発能力により市場のニーズへの対応に苦慮していました。そこで、キャドマック社にサポートを求めることにしました。同社がキャドマック社に依頼した背景には、革新的な技術によるシートメタル設計や処理能力で定評があったからです。

キャドマック社は、製品設計にSolid Edgeを使用してMacSheetSEG5を組み込むことを推奨しました。Solid Edgeの製品分析機能を使用することで、製品ライフサイクルの早い段階で設計に必要な調整を行うことができ、コストの削減、効率と品質の向上につながると考えたのです。食品加工機械メーカーは、キャドマック社の提案に従うことで、売上を18%拡大させることができました。

「当社のソフトウェアは、世界の製造業界の変化に合わせて進化してきました」キャドマック社の代表取締役社長 (CEO) を務める高垣内 昇氏はこのように述べています。「キャドマックはお客様と共に製品を開発します。お客様にご満足いただける製品をタイムリーに提供できるよう、日々努力を重ねています」

キャドマック社のSolid Edgeの専門性は、お客様のニーズに合わせたソリューションの提供、信用性の向上、ビジネスの成長を実現させることができます。同社は、シーメンスとの緊密な関係を築きながら、アプリケーション開発の強化や優れたサポートの提供に向けて取り組んでいます。

「Solid Edgeには、優れた機能が多く搭載されています。特にシートメタルのユーザーにとって有用です。3D CADの導入を検討しているユーザーにはとても良い製品です」
Minoru Hayakawa, 専務取締役
株式会社キャドマック